豆柴七福犬舎 | 兵庫県朝来市にある豆柴を専門とするブリーダー

豆柴ブログ

躾について

こんにちは!!

今日は皆さまが頭を抱える「躾について」です。

七福犬舎では躾はかなり徹底してます。
と言うのも豆柴とは言え”日本犬”です。

ただ可愛いだけで育ててしまうと家族にも噛みついたりする子になってしまいます。

そしてワンちゃんにだって感情はあるし嫌な事を嫌だと自己主張してるだけだから・・・と言われる飼い主様かおられます。
確かにワンちゃんにだって感情はあります。
ですが「我慢」を覚えてもらう事の大事さを知ってほしいです。

私はいつもお客様にお伝えしているのは
「1歳になるまでにわざと!嫌がる事を沢山して下さい」とお願いしてます。
これを聞いた飼い主様はみなさん目が点になってます。(笑)
具体的には日本犬は警戒心が強く飼い主にすらあまりお腹を見せない子が多いです。
なので膝の上で仰向けになる練習。嫌がって暴れてしまったり手を噛んできたりするかもしれません。
ですがここでわんちゃんの言うことを飼い主が聞いてはダメです。
大人しくなるまで優しくお腹を撫でたり「いい子だね」って声をかけたりして出来るまでやる事。
手や足、耳尻尾そして口色んな所を触っても嫌がらない子に育てること。
オモチャやおやつを持っている時にわざと手を入れて横取りしたりする。

これらが全部「我慢」に繋がります。

そんな我慢させる必要なんてない!わんちゃんが可哀そう!!って声が聞こえてきそうですが・・・

もし・・・お散歩中に危険な物を口にした時、我慢が出来ない子ならきっと取られたくないから唸って下手すれば飼い主であっても噛みつく可能性は十分にありますよね。
獣医さんで口の中や手、足を診てもらいたい時はどうしますか?
獣医さんはお医者様であって暴れるわんちゃんを大人しくさせるなんて事はできません。
もしかすると満足いく診察をしてもらえない可能性だってでてきます。
なので結果、わんちゃんの為に我慢は必要だと私は思ってます。

そして飼い主がわんちゃんの機嫌を伺い接する事じたい私は間違ってる気がします。
機嫌のいい時は怒らないんだけど・・・
完全に主導権はワンちゃんです(;^_^A
人間の子供が両親に向かって機嫌が悪いからと言って暴言や暴力はダメですよね。
ワンちゃんも同じ我慢やイケナイ事をした時は叱ってあげる事が大切です。
どんな時もワンちゃんを守れるのは飼い主しかいません。

そして1度出した指示(お座り・マテ・フセ・来いなど・・)はするまでやめない事。

指示を無視したり気分が乗らない時はしなかったりってこともありますが

そこでもういいや・・ではなく必ずさせる事。
これはわんちゃんにとって都合のいい時だけ言うことをきいてればいい=飼い主の言うことは別に聞かなくてもいい。と学んでしまうからです。
来客があった時に興奮して飛びつくとか、お散歩中に苦手なワンちゃんとバッタリ会った時、そんな時に座らせ、マテが出来ればかなり落ち着ていられます。
リードが手から離れてしまった時に「来い」が出来れば事故に遭う事は避けられるかもしれません。

躾はワンちゃんを縛り付ける事ではありません。

必ずその躾には意味があってワンちゃんの為なので是非頑張って素敵な躾をしてほしいと思っております。

長くなってしまいましたが最後まで読んで頂き有難うございました。
誰かのお役にたてる事願ってます。